エルパ

2025年05月09日(金):「エルパの音楽家 箏 Kさん(M06196)」

エルパでプレイヤーとして活躍いただいている箏奏者のKさんにインタビューをいたしました♪

Q.箏を習い始めたきっかけは?
中学3年の時、進学説明会で訪れた高校のクラブ発表で全国大会を間近に控えた箏曲部の演奏を聞いて感動し、それまで抱いていた箏という楽器に対するイメージ(古い、退屈……苦笑)が変わり、「ここでこの楽器を弾いてみたい!」とその高校への進学と箏曲部への入部を決めました。大学へ進学してからは細々と趣味で続けるつもりでいたのですが、出会った先生や先輩方、同世代のプロ志望の友人たちの演奏に刺激を受けて、気がつけばNHK邦楽技能者育成会を受験、プロの道を目指していました。

Q.イベントやコンサートで心掛けていることは?
私自身、子どもの頃は「箏ってこういう音楽でしょ」と固定概念に囚われて興味自体を持たずにいました。実際には他の様々な楽器と同じように、自由に、好きな音楽を奏でられる魅力溢れる楽器だったので、聴いていただくお客様にも「素敵だった、楽しかった」と良いイメージを持って帰っていただけるようなプログラム選曲と演奏する姿、そしてMCの内容になるよう心掛けています。

Q.印象に残っているお仕事は?
水族館で演奏させていただいたのは初めてだったので新鮮でした。水族館×桜のイベントだったので、リクエストだった桜を歌ったPOPS曲を中心に演奏しましたが、海中トンネルで魚たちに囲まれて、春色のライティングに照らされながらの演奏は幻想的でした。お客様からもたくさん感想のお声を掛けていただけたので嬉しかったです。